2003年4月20日作成 2003年4月20日更新

ハードトップを缶スプレーで塗装しました

ロードスターのハードトップの塗装が剥がれて、所々赤くなってたりFRPの地肌が出てたりしたので、缶スプレーで塗装してみました。

多分前のオーナーが中古の赤いハードトップを買って、缶スプレーで黒に塗装したんだと思うんだけど、元の塗装もムラがあってあんましきれいじゃなかったし、ちょうどいいです。

塗装の剥がれこんな感じで所々塗装が剥げてたです。

下地処理と塗装

塗装の前に、塗料の食いつきをよくするために、表面を紙やすりで削っておきます。

塗装がはがれたところなんかは、ガリガリ削って段差を完全に無くします。

100円工具100円ショップのダイソーで買った、紙やすりをはさむやつ。大きすぎてちょっと使いにくかった。木とかを削るには良さそう。

固いスポンジ 90円で、結局ホームセンターで買ってきた、厚さ1cmくらいの固いスポンジ(90円)を半分に切って使った。

ペーパーがけ全体を320番で水砥ぎした。塗装の剥がれているところは、念入りに段差が無くなるまで頑張って磨く。

磨き終わったあとは、洗剤で洗ってよく乾かしてから塗装します。油分があると塗装がはじかれてちゃいます。

下地処理が終わったら、窓やら金具やらウエザーストリップやらをマスクして、缶スプレーで塗装する。車用のスプレーは高いので、普通のラッカースプレーを使った。

スプレーの距離が近すぎるとタレるし、遠いとザラザラになるのでちょうどいい感じのところ(20cm程度)から吹き付ける。

ちょっと恥ずかしいくらいムラになちゃった。スプレー4本用意したんだけど足りなくて、最後のほうで出が悪くなっちゃって。

まあ、後で水砥ぎするからいいや。

塗装が終わったら、塗料が完全に乾くまで2〜3日くらい放置してから、仕上げを行いましょう。

仕上げ

塗装後の塗装面スプレーで塗装したあとの表面です。遠目には結構きれいにみえますが、かなりデコボコしてます。

これからこの表面を磨いてピカピカにします!

まずは耐水ペーパーで水砥ぎします。最初1000番で削ってみたけど、さっぱり削れません。で、めんどくさくなって400番で削っちゃいました。でも磨き傷が深くなっちゃうので、真似しちゃいかんです。もっと細かい目で削ってください。

削り終わったところ。(奥側は別の日に仕上げ終わってます)

デコボコが無くなるまでまんべんなく削ったあと、1000番で軽く水砥ぎしてあります。

(書くまでも無いですが、削りすぎると地肌が出てきちゃいますので注意!)

削り終わったらコンパウンドでがんばって磨きます。ペーパー掛けした目と垂直方向に磨いていきます。20cm四方程度の狭い範囲ごと磨いていくとやりやすいです。

細目で磨いてピカピカになったあと、さらに極細で磨くと、ちょっと感動するくらいピカピカになります。

超ピカピカですよ! 映りこんだ看板の文字もはっきり読めますよ。

車体の塗装よりもピカピカです。車体も磨いてみようか? と一瞬だけ思ったけど、磨くの激しく疲れるので即却下。(ハードトップ半分磨くのに2時間もかかってるですよ)

これでおしまい。塗装の保護のために、ワックスを塗っときましょう。


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