2011年11月19日作成 2011年12月13日更新
2010年4月〜5月作業
左サイドシルの錆をワイヤーブラシで掃除していたら、穴が開いてしまった。
サイドシルに水が溜まって「チャポチャポ」音がしたりしたら、気がつくたびに水抜き穴を掃除して水を抜いていたんだけど、こんなになっちゃった。
面倒で修理せずにそのまま一年乗っていたんだけど、頑張って修理することにする。
穴あき。
お手軽にFRPで穴をふさぐだけにしようかな?とも思ったんだけど、錆びてボロボロになっている範囲が広いので、大きく切り取って鉄板を溶接してふさぐことにする。
錆がひどい
作業するのに初めてフェンダーを外した。泥がたまってる。
すごく錆びてる
グラインダーと切断砥石で、錆びているところを取り除く。
うわ、すごいことになった。これ、自分で直せるのかな?
鉄板を溶接して穴をふさぐ。
やっと穴が塞がった。2.5mmの溶接棒5kg弱、200x300mm1.6mm厚の鉄板4枚、1.2mm厚の鉄板5枚使った。
そのほかにエンジン溶接機の燃料にガソリンを40Lくらい使った。材料費よりも燃料代のほうが高かった。
MonotaRO の溶接棒は安くて、5kg 1,000円くらいです。
溶接は難しいです。
溶接箇所に隙間があるとすぐに溶け落ちてしまうし、サビが残っていると溶接の高温でサビからガスが発生するのか、盛大にブローホールが生じるので、面倒でも溶接前の清掃とかワークの固定などの準備をきちんとやらなきゃならない。
被覆アーク溶接だと、上向き・横向きの溶接で溶融池の状態が溶接スラグに邪魔されて全然見えなくて、くっついたかなと思っても、スラグを取り除いたら全然付いていなかったり、溶け落ちて穴が開いていたりということがよくあった。下向きの溶接だと少々穴が開いても結構穴埋めができたんだけど、横向きなんかだと一度穴が開いたら溶接で盛って塞ぐのはすごく大変だった。
そんな下手糞な溶接ながら、一ヶ月掛かってなんとか修理できました。
('A`)