2012年3月5日作成 2014年3月20日更新

スズキ 除雪機 SS555 ベルト交換

使用するベルト

交換用のVベルトには、

を使用しました。

クラッチとして働くテンショナーがベルトの外側から当たって、ベルトを逆曲げで使用することになるので、農業機械用の逆曲げで使用できるベルト(SA/SB)を使用します。

メーカー指定は LA/LB のようなのですが、LA/LB は高いので SA/SB を使用しました。2シーズン使用してみて SA/SB でも問題なく使えています。

もともと付いていた Vベルトは、摩耗してしまっていてサイズの表記が見えず、外周の長さをおおまかに測ってベルトを購入したのですが、除雪(オーガ)のベルトは SB-34 だと少し短いようで、ベルトの交換直後にはクラッチを調整してもクラッチの切れ悪い状態でした。しばらく使うとベルトが馴染んでクラッチが切れるようになりました。SB-34 ではなく SB-35 か SB-36 のほうが良いかもしれません。走行用のVベルトは SA-34 でちょうど良い感じです。

安いからと標準ベルトを使用してみたら、10時間くらいの運転で切れてしまいました。

交換作業

ベルトのカバーとクラッチのワイヤーを外すだけでも、ベルトの交換を行うことは出来るのですが、オーガのプーリーにブレーキが付いていて少しベルトを掛けにくいので、写真のようにオーガハウジングごと外してしまったほうが簡単に作業できます。

クラッチレバーを離しても、クラッチが切れない時

ベルトを押さえる L字型の金具が折れたり無くなっているかもしれません。これがないとベルトが遠心力で膨らんで、動力を切り離すことができなくなってしまいます。

ベルトが古くなってくると、ベルトがばたついてこの金具を叩き、金具が折れたりすることがあるようです。


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